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筆界をあきらかに、
未来をすこやかに。

土地家屋調査士制度制定70周年記念サイト

土地家屋調査士70年宣言

土地家屋調査士法は、昭和25年に制定され、今年で70年を迎えました。これまでに培われた実績と社会に対する専門資格者としての職責をより一層明確にするため、土地家屋調査士は、不動産の表示に関する登記及び土地の筆界を明らかにする業務の専門家として、不動産に関する権利の明確化に寄与し、もって国民生活の安定と向上に資することが使命となりました。

この使命を果たすため、土地家屋調査士は、自ら専門分野の知識と技術の向上のため研鑽を積み、国民の信頼に応えるため能動的に行動します。

  1. 不動産の登記と地図の重要性を広く社会に発信し、
    その整備と充実に貢献します。
  2. 国民の安心・安全で豊かな暮らしを守るため、
    防災・減災・国土強靭化を目指す社会のインフラ整備に貢献します。
  3. 土地の境界管理の必要性を社会に周知し、
    土地の境界をめぐる紛争を未然に防ぎます。
    また、土地の境界をめぐる紛争に対して、
    筆界特定、ADR、訴訟等の各種手続きの連携を図り、解決に貢献します。
  4. 既存概念にとらわれることのない、新しい価値観の創造に貢献します。

私たち土地家屋調査士は、国民生活の安定と向上に資する使命遂行のためここに宣言します。

土地家屋調査士70年宣言(PDF)

土地家屋調査士制度
70年の歩み

土地家屋調査士制度は、「土地台帳」および「家屋台帳」の調査員制度の流れを継承して「表示に関する登記」へと時代の要請に従って役割が変化して現在の発達を遂げ、国民生活に不可欠な制度として定着しています。

戦後の税制改革に伴い、これまで税務署で管理してきた、「土地台帳」と「家屋台帳」を一元化し、課税のための台帳から現況を正しく表示するための台帳とすることを目的に、税務署から法務局(登記所)の所管へと移されました。

これを機に台帳業務の適正を図る事、登記手続の円滑化、ならびに不動産による国民の権利を明確にする目的でこれらの業務を専門的に行うために1950年(昭和25年)7月31日に「土地家屋調査士法」が制定され、土地家屋調査士制度がスタートしました。

土地家屋調査士制度70年の歩み

土地家屋調査士制度制定
70周年記念シンポジウム

つながる安心とひろがる未来を考える
~令和時代、土地家屋調査士の使命~

土地家屋調査士制度制定70周年記念シンポジウム

登記制度創造プロジェクト

全国の土地家屋調査士会が現行の不動産登記制度に縛られず、多目的に利用できる情報(例えば位置情報など)を付加するなどして、将来の登記制度の可能性を考える契機とするためのプロジェクトです。

プロジェクトの目的やそれぞれの土地家屋調査士会で行ったプロジェクト内容をご紹介します。

登記制度創造プロジェクト

記念業務提携

70周年を機会に業務提携を締結しました。

記念業務提携

記念論文

3名の有識者の方々から研究論文をご寄稿いただきました。

小栁春一郎

記念誌

70周年に当たり土地家屋調査士制度制定70周年記念事業と60周年以降の土地家屋調査士の業務と制度の変遷、連合会・各土地家屋調査士会の会務経過と会員の動向を中心に編集した記念誌を発刊しました

70周年記念誌