沖縄土地家屋調査士会

【目的】

土地家屋調査士制度を未来に向かって存続させ、信頼され、必要とされる土地家屋調査士となって、信存在意義を広く国民に認知させる事を目的とする。

【経緯】

別紙「目次」に沿った研究を進めているところ。

【目指すもの】

1.所有者、又は土地家屋調査士が筆界等の 調査をする場合、現行交付資料のみの情報では不十分である事から、所有者の利便を図り、土地家屋調査士業務の確実性を高めるためにはその他の情報収集が必要不可欠である。
2.そして、土地家屋調査士の調査能力を十二分に活かし収集した土地、建物等に関する情報を内に留めず広く国民が閲覧できるシステムを構築する。
3.そうすることで、行政改革が叫ばれたり行われたりしている現在の社会情勢の中で、土地家屋調査士が生き残るために、社会に大きく貢献し、その存在意義を広く国民に認知させる事ができると考える。4.その結果、上記「目的」を達成させるために、土地家屋調査士が取得した情報の利用、公開の手段の1つとしてQRコード活用に着目したものである。

【事業経過と結果】

下記「目次」に沿った研究を進めているところであり、できる限り早めにまとめたいと努力している最中である。

【添付資料】

目次
Ⅰ 追加情報(交付可飽な登記情報及び地図情報以外の情報)の項目
1.所有者の利便性から
① 防災(安全性)の観点
② 利用性・管理性の観点
2.土地家屋調査士の利便性から
① データ活用の観点
② データ保存の観点
Ⅱ 追加情報公開の問題点
Ⅲ QRコードを利用した追加情報公開の手法
① サーバーにアッブロード
② 閲覧者側の課題
Ⅳ おわりに

【登記制度について創造されたもの】

登記制度は国・地方自治体の施策に必要不可欠なもので、表題部に大きく関わっている土地家屋調査士制度の存続は重要な課題であるところ、表題部登記事項に限らず、土地家屋調査士業務の中で収集した土地情報を広く国民が有効活用できるようにするための登記制度(土地家屋調査士制度)を創造する。

【創造されたものを活かすには】

① 土地家屋調査士が収集した情報を内に留めず広く国民が閲覧できるシステムを構築する事。
② 土地家屋調査士として社会に大きく貢献し、その存在意義を広く国民に認知させる事。
③ 土地家屋調査士が取得した情報の「利用、公開」を目的にしたシステムをQRコードやその他、最新のツール(アイテム)を利用してこれらを活用する事。

上記事項を実施するためには、調査士各自の更なるスキルアップとともに調査士全体の協力体制が必須であるため、連合会で計画の立案、システム構築及び隣接士業、測量関係業者など多方面への働き掛け、調整が必要であると共に土地家屋調査士法の整備が必要と考える。